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市民後見人

通常、市民後見人とは、家庭裁判所から後見人等として選任された市民のことをいいます。

市民後見人は、後見支援センターが開催する市民後見人の養成研修を修了し、一定の知識と実務経験を身に着けた市民による後見人です。

後見支援センターの活動支援を受けながら、地域に住まう“市民”としての特性を活かした権利擁護の担い手です。

明石市市民後見人養成プログラム

明石市市民後見人養成プログラムとは、明石市市民後見人養成講座の受講開始から市民後見人になるまでの一連の過程のことです。

本プログラムは、3つの過程(段階)を用意しています。

第1段階「受講生」・・・知識の定着期(2〜3ヶ月程度)/第2段階「市民サポーター」・・・技術(専門性)の向上期/第3段階「市民後見人候補者」・・・(市民後見人としての)人格の形成期

第1段階:知識の定着期

合計24時間(4日間)の養成講座を用意しています。養成講座は、座学を中心に日常生活自立支援事業の生活支援員に同行する実習期間も設けています。この同行訪問は、養成講座の受講生が実習をとおして学びを深めるとともに、生活支援員も受講生とのかかわりをとおして学びを深める取り組みでもあります。生活支援員と受講生は、立場は違いますが、同じ地域住民同士です。双方が実習をとおして学び合うことで、地域における権利擁護の認識が広がり、活動の広がりにつながると考えています。

第2段階:技術(専門性)の向上期

養成講座の修了者は、市民サポーターとして登録され、日常生活自立支援事業をはじめとした権利擁護活動に一定期間従事します。その後、明石市後見支援センターの後見サポーターや法人後見支援員として活動することになります。

第3段階:(市民後見人としての)価値観の形成期

市民サポーターは、市民後見人候補者登録を行います。登録後は、法人後見支援員や市民後見人として活動しながら広報啓発にも励みます。

明石市の市民後見人の活動内容

  • 週1回程度の訪問を基本に、被後見人等との信頼関係を構築することができるように寄り添い、本人の意思を理解し、その意思に沿った手厚い身上保護を中心とした後見活動に取り組むこと。
  • 被後見人等と同じ地域に居住し、その地域に存在する社会資源を活用して被後見人等の利益につながる後見活動に取り組むこと。
  • 権利擁護の推進と成年後見制度の普及のため、地域住民に対して定期的に研修または広報啓発等の活動に取り組むこと。
  • 明石市社会福祉協議会の監督・支援の下、司法・保健・医療・福祉 ・介護等との密接な連携と協働を基盤に後見活動に取り組むこと。
  • 地域住民による支え合い活動の一環として、共償活動の理念に基づく後見活動に取り組むこと。
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